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Wうたがわ

今迄mixiの方だけ載せていたのですが、今年からはこちらにも出してみます。
「うようよ美術館探訪」。。。うぬ、まさにうろうろでなくうようよって感じ。湧いて出てる。

今年の第一発。昨日、歌川国芳と歌川広重の展示に行って来ました。
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『浮世絵って地味?正月だし、まぁいいか』って見方は大間違い。凄い混み様でした。
国芳が森アーツセンターギャラリー、広重がサントリー美術館って事で、ハシゴを決定していたのですが、行き慣れたサントリー美術館は兎も角、ヒルズってどうやって行くんか?
と、メトロ地図で見たところ、南北線1本で行ける!!と云う事が判明。
じゃぁウチから一直線ぢゃぁん とばかりに、行き慣れない方から挑戦。

。。。これって失敗?

「六本木一丁目駅と麻布十番駅、どっちがヒルズに近い?」と、何故か麻布十番の方で降りてしまい(普通は1駅でも早い方を選択するのに、なんでや!?)
徒歩、、、15分だか20分。兎に角、行けども行けども辿り着かない気分。
やっと着いたら、「ここは何処?」状態です。ヒルズって何処がどういう建物か判ッからん 。
最初何故か商社の入ってるビルに行ってしまい、ついでにスタバで10時のお茶です(本当は一服している場合じゃないってのに)寒いし、しんどかったので 。
周りは外人さんばっか。たまに見かける日本人も外国語で喋っています。
手すりに寄りかかって仕様事なしな感じのお姉さんの脇を掃除のオバちゃんがせっせと作業。しかし、どちらも相手を無視してる。。。手すり掃除の邪魔ですし、 どちらか気を使っても良いんでない? これが都会流?

お茶をした後、どうにか3階の受付に辿りつき、切符を買って、また迷子。
52階行きのエレベーターって何処ですの!? 土産屋さんに聞いたら 切符売り場のすぐ隣でした。インフォのお姐さんは「左に行って下さい」って云った気が(これはニュアンスの取り方の問題?)

で、会場内はどやサどやサの大にぎわいです。
何故か(当然?)カップルが多く、見てるとオモロい。。。
男性が蘊蓄たれてます。女性が素直に感心(演技でしょうか?でもこういうトコが愛される秘訣?とか考えて笑ってしまう私も天の邪鬼というか、、、)
ご年配のご夫婦も新吉原の花魁達を観て
翁『こりゃぁ、あれだな今流行の えすけーゴニョゴニョ、、、』
媼『AKB 48』
翁『いつの時代も同じだな』
可愛いご夫婦だ!

そんなこんなで老若男女が各々自由に意見を交わせて話が弾んでます。
それだけ想像が広がる、とても楽しい展示って事ですね。
(勝手に云わせてる作者(もう故人だけど)ってのも度量が広くて素敵)

そんな妄想中に着メール。なんとマイミクサマから。
『。。。空いたら国芳展、ご一緒に。。。』Σ((° □ °:))

今、まさにいるんですがな 、、、
なんてバッドなタイミングなんだぁぁぁ

彼女が一番目当てだったのは、国芳にゃんこ 。
当然版画で展示されていると思いきや、壁(というか、柱?)いっぱいに大伸ばしプリントした猫がうじゃうじゃ。猫、等身大ですか〜 ♪
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筆が走ってます。本当に活き活きしてて可愛い。
他にも"しゃばけのおしろさん"はこんな感じ?な美人画(?)や、
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ニャジラと戯れる美女ってのもありました。

あと、私がうっかり引っかかったのが『美人子どもシリーズ』
美形の童女でも出て来るのか!?とアドレナリンが上がってしまいました。
罠だった。。。美人と、子供です。正しくは。いやぁ吃驚しました。

国芳っちゃぁ武者絵だよ! って方も、役者絵派の方も楽しめます。
なんというか、劇画調余白なしと空気感100%な描き方の違い。どちらも凄い出来栄えで、『国芳は西洋の遠近法を的確に自分の絵に取り込んでいる』って説明がありますが、まさしく無理なくさりげなく現代の絵画に繋がっています。これってやはり技術もそうですが、センスだなぁ!!と、羨ましい限り。

他にも前期では展示されていない『八重垣姫』など出るらしいです。
これは仕方がないので図録で我慢(出来るのかッああん!?)
後期は1/19〜2/5頃迄だったと思うので、都合とお金があれば、再チャレンジしたいところです(なんたって、展示品多い事 多い事)

そんな訳で、上記の写真で見る通り、図録分厚いです。金2500円は高くない。
しっかしヒルズなのに『お会計は現金のみ』ってのは痛いよ。。。
他にも好いモノはいっぱいあるのですが、"また"全財産使い切ってしまうのは、 これからミッドタウン攻略する身にはキツいので、金太郎風呂敷は諦めました。
                
※そういえばココ、ロッカーは料金戻って来ない種類の様です。
(自腹で調べるなんて嫌ッて事で、未確認)荷物多い人は要注意。
(そういやココの職員さん達、駅の人に似てる。。。)

そして、ミッドタウンへGOです。説明書通りなら、歩いて8分 。。。
うん?そういやぁ地下鉄駅からヒルズへの説明も、徒歩時間8分て、、、

案の定、その倍近くかかりました。見えてるんですけどね、ミッドタウン。
ヒルズを出た時間が12時チョイ過ぎで、通りは昼ご飯の人達でごったがえし。
そして、面白そうな通りだと、ついふらっと行ってしまう私の所為とも云えますが、、、

着いてしまえば勝手知ったる(大嘘ウソ)ミッドタウンのサントリー美術館 ですが、空腹の上になんとなく腹痛という、複雑な状況に陥りました 。そこでちょっとだけお休み。
ミッドタウン内はちょっと座れるトコがそこかしこに設置されていて、こういう時には本当に助かります。20分位もったり休憩。

サントリー美術館のロッカーは、安心の料金返却型 。
心置きなく先程の重〜い図録やマフラー等をぶち込んで身軽に観覧出来ます。

流石と云うべきか、素晴らしい展示なのに、結構にぎわっているのに、会場内はとても静か。
と言ってもしんとしている訳はなく、喋っている人もおります。勿論感激している人も。『鳥獣戯画展』の時もごった返していましたが、誰も声だかに話さないのですね、ここの美術館。そこが好き。
ヒルズ程にはカップルがいないのですが、小母ちゃまたちの集団はいました。
まるで女子学生の様に浮き浮きしてますが、現役女子高生程には煩くありません。なんだか清楚で可愛らしい感じです。
しかし、この展示は五十五の名所宿場を順に巡る形式なので、観覧者が一列に並んでぞろぞろ。なんだか皆揃ってお遍路さんみたいです。しかも「これは観たい」という絵の前でしばし立ち止まるので、なかなか進みません。ココが混んでいるのは、その為でもありそうです。

展示は本家本元の保栄堂版の初刷り版、改訂版(変わり図)、丸屋次郎の通称隷書版の3種類が一気に観られるという剛毅なモノで、初刷りモノはちっちゃい印刷物で持っていますが、"実物を全部”観るのは初めて。小母ちゃま同様に浮き足立ってしまいます。

タイトルは『殿様も犬も旅した 広重 東海道五拾三次』ですが、残念な事に犬の出て来る図はそれ程頻繁ではなかったです。それでも飼い主の代わりに伊勢参りする、首から風呂敷下げた姿や、道ばたのちょっとしたところに屯している子犬達など、和犬のころっとした特徴がよく出て、眼を引いてました。
(殿と犬を並べたタイトルに『お犬サマ道中!?』かと思ったのは内緒です)

3種同時展示の解説にはモノクロの絵の上に、赤字で描かれているモノの名前が記入されていて「え?軽尻ってなんだろ。人の役職?」とか、疑問も噴出。
(軽尻は馬の荷の重さを分別する名称でした)

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五十三次の発売された当時、作品を入れる紙袋だそうです。
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小母ちゃま連の「弥次喜多みたい〜」の通り、コミカルな図案。
国芳の劇画タッチに比べたら、ギャグ漫画ばりの絵ですが、この目鼻口点々描写が 「何処の誰でも良いんです」的な表現で素晴らしい。作画は細かいですし、逆に手が込んでいます。
現代で引き合わせると、原田泰治氏の顔なし群衆図が相当するのでしょうか。

ヒルズで柱いっぱいのねぎょ図を観ましたが、こちらサントリー美術館も、 (いつもの事ですが)4階から3階へ展示階を移動する際に、素敵な仕掛けを施してありました。階段降りた突き当たりに、日本橋図(保栄堂版)が3Dアートで再現されています。壁いっぱいの大きさで。
禁!写真撮影なので、観たい方は今週中に頑張って頂きたいです。
(会期が15日迄だった様な。。。て明日かい!)

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広重版のねぎょ 国芳よりは余程サクッと描いています。 こっちのもらしくて可愛い。 残念ながら、これは展示はありませんでした。絵葉書とシールは売っていたので、葉書を購入。
そういえば、サントリー美術館はカード、現金に関わらず、3000円以上の購入でおまけを下さいます。前回は図録を2冊同時に買ったので絵はがきセット貰いました。
今回も実は、その前の展示『南蛮美術の光と影 展』を観た際に、買わなかった図録を一緒にぃッ と思っていたのですが、いかんせん国芳が重いので、断念(ホラ、腹痛でしたし)

「今日は浮世絵三昧〜〜〜〜〜」の筈でしたが、(しかもその腹積りで、南北線直通から攻めた)予想外に時間と体力を消耗したので、原宿の太田記念美術館には行けませんでした。行った"ついで"にすみかへ顔出す!なんて考えていません。本当です(う〜ん、嘘くさい)

新美術館を通って(贅沢だなぁ)帰りましたが、よく美術館散策的なパンフレットに『ヒルズと東京ミッドタウン、新美術館のトライアングルコース!』なんて出ています。3つの美術館の展示を本気で観たら、相当に時間と体力を要する事は明白となりました。
テなもんで、ヒルズ・新美術館間のコースの開拓は、当分先になりそうです。

おまけ。というにはあまりにもですが、、、
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私版ねぎょ図。そういやあったな、と(怖い物知らずとはこの事なり)

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それと、今日はアフタードルパなので(なので何なの!?)
明日のDoll Show も参加出来ない残念さを表現してみました。
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by inui-nuinuido | 2012-01-14 15:05 | 美術館・博物館 等 | Comments(0)

どこまでもやる気なぁし!!

なんて、正月早々とんでもない事を云ってます。
原因(?)は、年明け早々に社員さんが一人転勤決定。それで "例の如く" 私が
色紙描きを担当。
描くのはやぶさかではないのですがこうも連続すると「またですか!?」というか、今度はなに描こうか悩みましたわ。他の人達だって描けるだろうとも頭をよぎったし。。。当てにされるのは嬉しいですが、なんでいつも一番最初!?たまには『空いてるトコ埋めてよ』位、書き込んだ後に欲しい気もせんでもないんですよねぇ。って、ソレって我が儘かしらン??
好きに描いていいとなると、ご覧の通り↓でっかくなっても知らんぜよ
(後の祭りとも云う)

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氏はレッサーパンダに似ているとの意見がありましたが、どうしても絵にすると狛犬君になってしまいそう。狛犬≧シーサーってのは、いかにも安直すぎるので、敢えて避けました。
苦しいぞ。
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なんか放っとくと、空いてるトコにどんどん描いちゃいそうです。
私は絵でまかなった分、文章は簡単ですが、他の人はきっちり書いて下さいませませ。
!σ( °Ω °) 後から書く人、書く事なくなるか、書く面積がなくなる訳で、コレを有利と取るのか不利と取るのかは(後略)

追)なんか物足りないと思ったら、モミアゲ描かなきゃイカンかった!
  まだまだ描くとこアリアリですねこりゃッ



と云う言い訳にもならん事をぐだぐだ書きつつ、年賀状は“ある素材”でまかなってみました。
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うん、楊緑カワユす。
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by inui-nuinuido | 2012-01-04 15:59 | ほんのりやン | Comments(0)