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美術館2館(ハシゴじゃないっす)

先週 二科へ行った次の日、改装した都美館の『マウリッツハイス美術館展』
昨日は江戸博の『二条城展』へ行って来ました。

まずは『マウリッツハイス美術館展』
「人気の展示でも5時以降なら以外と空いているのでは?」と思いアフター狙いで行ったのですが、なんと入場に50分掛かる大混雑振り。夏休み中凄かったとは聞いておりましたが、まだ続いていたとは!

フェルメールが図らずも2点観られたのは幸いですが、本命の『真珠の耳飾りの少女』黒山の人だかりです。
(日本では観た事ないんですが)『モナリザ』来た時もこんな感じ!?と、ぼやく。背の低い私は人の後ろをイワトビペンギンみたいにぴょこぴょこ跳んで、やっと観られる??? 始末。
混むのは判ってるのだから展示側も"後列で観る人用"に床を2段にして「立ち止まらずに観ろ」みたいな展示法にして欲しかったですね(ご執心の作品なら何周してでも観られるし)

ルーベンスの『聖母被昇天』フランダースの犬の画中で見たぞコレ、、、
下地の青が肌にうっすら透けてて美しかったです。これが下絵!?
下絵を作家自らが作成、クライアントに見せて、本番を弟子達が手本を忠実に描き起こすって手法らしいです。ルーベンスで良く聞く話ですと「作者が手を入れた面積の大きさに対して値段が決まる」って事なので、ちっちゃくてもレンブラント100%ってのは、中々観られない逸品です。
私の好きなブリューゲル一族も(当然 v )ありましたし、ギュウ詰めでしたが、行って観て良かった展示です。

しかし何故お土産が羊羹。。。ミッフィーはオランダ繋がりで判るけど
私のお薦め土産はガシャポンですよ! フェルメールガシャ、下手すると散財しまくります。要注意。

江戸博の二条城展。見た目はそれ程混んでいませんでした。
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思ったより"渋い"展示です。そう感じたのはきっと本物の城内の様子を(CGですが)見てしまったからかも。

襖や屏風も確かに芸術品ですが、これ等を単品でガラスケースの向うにぽこっと展示するというのは、本来の迫力をあまり感じなくなります。実用品として周囲に畳や欄間、視界の向うにも部屋が見えるという状況の方が、断然素晴らしさが映える! 部屋全体として完成された美って事なんだろうなぁ、、、
こういうのを「スミレは野に置け」って云うのでしょうか(うん?逆バージョンだな、豪華さが)
『松鷹図』ミニ屏風のお土産がありましたが、私としては1/3スケールで欲しいところ。何故かは云えませんが

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展示室の表にあった巨大熊手。
照明の当たり方もありますが、なんともアヤシい。。。
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by inui-nuinuido | 2012-09-14 13:07 | 美術館・博物館 等 | Comments(2)

97回二科展に行って来ました。

今回ちょっと強行軍です。お気に入りを数点、無断掲載(スミマセヌ〜)

まずは絵画作品。
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こういった配色の妙が肉筆ならでは、パソでも出来るのでしょうが達成感が違って来る気がします。特に油彩は乾くのに時間かかりますから。

写真部作品。
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シルエットが元気で可愛らしい。左の男の子の目が黄色く光ってるのは!?

この方は学生さんで初入選。そしていきなり二科賞です。
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センスもばっちりですが(なんかラノベの表紙っぽいけど)二人の美少女の貢献度が大きいのは云う迄もありません。
こんな可愛いモデルさん、私も欲しい!

気になったのは、写真でも後からパソコン修正加工したもの。
そういうのって、なんだか人造的な感じで、面白さ半減な気がします。
折角苦労してシャッターチャンスを掴んで、思い通りに撮れたものがあり、何故わざわざ人為的なモノを加えるのか?なんかそういうの、勿体ない気がするのですね。これって『写真に写ってるモノは本当だ』と無意識に信じてるからかもしれませんが、、、

彫刻。私はココが一番エキサイトします。
去年 もの凄い作品で、凄い賞を獲った方です。
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今年はちょっと落ち着いちゃった?と思いきや、穏やかな人物の表情の影に、グロテスクな部位が!!(や、同じ顔ではありますが)
こういうのって大好き。しかし家には飾れない。。。

最後にデザイン。私が出した部門です。
会員さんの作品。
図録が届きました。展示されている位置からして会員さんなんだと思っておりましたら、私と同じ、同人さんでした。失礼致しました。
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揉み紙仲間〜v v しかし技術が半端でなく凄い。
そうか、ココ迄やって良いのか!(と言うか、ココ迄やらないとぉ!!)
奇しくもタイトルが似た様な、、、うううううん

ペットボトルのキャップです。
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ううう。面白い。キャップいっこ一個に目が行ってしまいながらゆっくりと右へ移動して行ったら、、、
出たぁ!!って感じ。
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まさかこんなところにあったとは orz
あくまで自分的な判断ですが、目立たない場所にあるのは、それ程評価も高くない。って事。だと。
う〜〜〜ん、今回ぐだぐだ言いながら描いてた訳ですが、出来れば出したくない方が通ってしまい、こんなトコに飾られるってのは、どうなのよ!?と、ちょっと反省。

しかし、こんなトコにこんな賞!?
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ってゆうか、コレ私がお椀に粘土で作ってるヤツのデカい版!?
早く出したモン勝ちではありますが、(確かに平面なら早く作れるぞ)
作り始めたのは私が先だ!!!と臍を擤む。うぐぐぐ


ついでにかねてからの疑問なんですが、毎年同じモチーフで同じスタイルの描き方って、顔つなぎには良いのだと思いますが、自分自身が描きたいモノ、変わらないのでしょうかね?


正直な話、毎年同じモノばっかり描くのって、勝手に心の赴くままに描いてる私には、到底無理!だろなぁ、と思います。
仕事じゃないんだから、新しいテーマと技法を試したいっていうのは、
賞獲って会友→会員ってコースを狙う人からは子供じみた感情でしょうか?

私は取り敢えず、毎年無事に入選する事が目標ですが(設定低!)
色んなモノに満ちてるのだから、色んな風に描きたいんですけどね。

今年も壁いっぱい。だぁ 斜めに写ってる。
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最後に、福島の元気な子供達の作品。
多分子供達の顔ぶれも変わってるし、当然一つ一つのモチーフも変わってるのですが、コンセプトは去年と一緒。
こんな風に作れたら"ブレない作風"として認められるのかしらん?などと考えてみました。。。



そんなこんなで一周して、総合4時間経過。途中休憩なぁし!!

って事で帰りに初subwayしました。成る程、こうやって注文するのか。。。
そして寄り道、サントリー美術館へ。
しかし!なんと次回展の前売りチケットは扱ってないと、受付前に立ちはだかる守衛さんに云われてしまいました!『チケピとかローソンチケット等、コンビニで入手するんですよ』と。。。
現地へ行って(隣にお土産屋さんがあって、図録も売ってるのに)
扱ってないなんて!?お上りさんにはショックです。
これってある意味根比べなのでしょうか。二科では負けたが今度は買うぞ、前売り!


帰りは地下鉄で爆睡です。首が痛いです(これが冬場ですと風邪引いてる)
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by inui-nuinuido | 2012-09-07 11:27 | 揉紙 | Comments(0)

明日から二科展です。

取り敢えず今年もなんとか入選を果たしました。
ナニが通ったのかは、、、会場行ってご覧くださいませ。としか、今は云えないorz


私の作品、B1サイズ(梅雨時に描いてたヤツ)ですが、どんななってるか不安です。
(正直、目の当たりにするのが怖いですノよ)
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by inui-nuinuido | 2012-09-04 18:21 | 揉紙 | Comments(0)

おもしろい!!

最終前日、しかも18時入館とホントに滑り込みでしたが、サントリー美術館の
おもしろびじゅつワンダーランド展 行って来ました。
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館内の様子を1枚だけですが。
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これは展示2つ目の様子。
他の方が写ってますが、気にしないよおに。と言うか、屏風前の薄野原とセットの光景として敢えて入ってるのを掲載させて頂きます。勿論、ガラス前まで近寄って観る事も可能。


最初の作品は蒔絵箱でした。これの図柄を天井に星空とダブらせて投影したのが凄かった。
蒔絵箱の中の宇宙です。

コレって"高松塚古墳の室内に埋葬されたら、こんな風に自分の周囲に宇宙を感じるだろう"という感想。現代風に焼かれて小ちゃな骨壺の中に突っ込まれたら、とうてい感じない事だろなぁ。。。
などと、変なトコに想像が飛ぶ。

3つ目の展示は切り子ガラス。ドーム型の天井から、青から紫、白へと変わる照明の下で、ガラス細工が海の底にあるかの様に色を変えてみせます。ううん、1個欲しい(お土産コーナーにあるケドね!)

ココ迄は、"日本の美術工芸は自然の美しさを意識して作ってる"という趣向でしょう。

第4作からは洛中洛外図をタッチパネルで拡大して観る事が出来る様にしてあったり(面白い!)
4人の踊り手をオシロスコープとか云うヤツでしたっけ? ぱらぱら漫画の要領で、動画にしたりと、子供が食い付く様に趣向を凝らしていました。
実際、夜の7時近いと云うのに、低学年の子供達の多い事ったら!
鍋島の絵付け体験(パソ上で)コーナーのテーブル、子供でびっしり囲われていました。
絵皿に自分でデザインしたモノを、大画面に順番に投影されていくのですが、親達は自分の子が描いた作品を『素晴らしい! モダンだ!!』と絶賛する、褒めて伸ばす教育に熱心な様子が観られました。まさしく美術館側の意図した(少なくとも古美術に抵抗をなくす)取り組みは成功している様です。

展示作品自体はものすごく少ないので、今回用としての図録は特にありませんでしたが、工芸素人には嬉しい一冊が見つかりました。
タイトルもずばり『伝統工芸ってなに?』です。

子供っぽそうですが、陶芸、漆芸、金工、染色等、各ジャンルに分かれて、その中で更に詳しく鑞型やら惣型、込型と、大人でも知らんよ!って事を優しく詳しく説明してあります。
例えばコレは蒔絵のページ。
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1ページの説明でも取っ掛かりとしては申し分ありません。
子供の柔らか頭で読込まれた日には、一緒に近代美術工芸館なんて行くとエラく楽しい事になりそうです。


そういえば、館内の写真を1枚だけあげましたが、 
『写真撮影 可♪』なんて事はすっかり忘れていました。というか、この日に美術館に行けたのは全くの偶然で、急に次の日の出勤が朝9時と、いつもより2時間遅くなったので「じゃぁ帰りに東京ミッドタウン迄行って帰りが10時でも大丈夫だ!」と踏んだから。しっかり強行軍でした。
埼玉の職場から乃木坂まで、しっかり2時間はかかりましたよ。。。遠ぉ(´£`)

HPを紹介しようと思ったら、もう次の展示に向けての表示に変わってました。そりゃそうか。

http://www.suntory.co.jp/sma/


これにも必ず行きますよ。

『ねずみ草紙』ってよく判らん。
。。。ナニが悲しゅうて人間の娘がネズミの嫁に!?
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by inui-nuinuido | 2012-09-03 11:37 | 美術館・博物館 等 | Comments(0)