UTAGAWA式せかい
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墨田で名月観賞(雨の中!)
木曜日、雨だというのにこれまた「行きたい行きたい!」な、
江戸東京博物館 ファインバーグコレクション展に行きました。いそいそと。
う〜〜〜ん、忙しいのに、いい展示が目白押しなんですよ。忙しくても金がなくても行くよ、この手の展示にホント弱いな私 フッ(笑いこっちゃないって)
いや、凄く良かったです。雨降ってる中、行った甲斐があります。
展示作品中、ちょっとしたサプライズ?がありまして、 伊藤若冲の『菊図』掛け軸3幅、本来ファインバーグ氏の所有は左右の2幅なのですが、 今回の展示の為に日本で所有している個人氏が特別に出展して下さって、本来の3幅全て観られる事になったそうです。個人氏に拍手拍手です!感激しました
小さな作品ですが、若冲の技法がきちんと現れています。あの独特な葉っぱ!
可愛くてお洒落でモダンです。それでいて風格を感じます。たとえ1幅でも持っているなんて羨ましい限りです(綺麗さ加減から、日頃から出しっ放しって事はなさそう。きっと秘蔵品です)
保存の関係で、もし自分の家にあったら逆に大変!というのが(つまり欲しいって事ですが) 谷文晁の『秋夜名月図』
凄く良い!!! 一群れの草がよれっと繁る向うに月がかかってる。私でも考えつきそうな構図ですが、この草の加減が絶妙で、きっちり計算されてるサクッとさで描かれてる。行き当たりばったりの“感性まかせ”では、多分こんなに絶妙に描けません。この絵の前にいると、ちょっと湿った夜風や虫の声迄聞こえて来そうです。 空気感ですよ!空気感!!
せせこましい自宅には絶対に置けない逸品です。
先週、NHKの日曜美術館再放送で確かファインバーグ氏が
「展示は本来 置いてあった状態で観るのが一番だ」てな事を仰ってました。
それで云うと、薄暗がりの中、蝋燭の明かりだけでこの絵を見るなんて、、、
想像しただけで卒倒しそうな位素敵。。。
広重が料亭の山谷・八百善を描いた絵の中に、これの額装したのが掛かってる壁が出ているとか解説がありました。当代きっての大浮世絵師もこれを凄いと思ったのでしょう。
そう思うと、200年近くも前の人と気持が通じたみたいでなんだか嬉しくなっちゃいます。
近代では竹内栖鳳の『死んだ鶴図』に吃驚。
描き方が日本画じゃありません。羽の描写がむしろイラストレーション風で、デザインっぽい。ミュシャのポスターでも見ている様な感じでした。
今回は美術館のハシゴこそしませんが、江戸博物館、同時開催 常設展ともに
魅力的です。
特別展だけでは勿体ないので(当然!)上の階も見学です。
上階の特別展は『発掘された日本列島 2013』
この日は小中高校生の修学旅行が来ていてなかなかの賑わいっぷり。ノート片手にせっせとメモしまくり、感想を友達に喋るのが可愛らしかったです。
(註;メモはあくまで鉛筆で。これは博物館フリークなら常識ですが、
子供達はちゃんと学習。大人に限ってまだ浸透してないのが悲しい)
石柱4本
以前にも何処かで観ましたが、、、覚えていない。ナニに使われたモノなのか!?
観る度に謎です。炬燵の足に見える←アホだ
ヒトガタ
。。。呪いでもかけるのか? 顔が描いてあるのがあって不気味チックです。
毎回面白い 江戸の町並み。
橋のたもとを撮ってみました。
アップの方では橋の中程におもらいサンがおります。
両国から秋葉原って歩いて行ける?とばかりに歩いてみました。
結構距離ないですね。 傘、壊れちゃいましたがなんのその。
両国橋を渡る前に見つけたのが”ももんじ屋”
江戸時代だったら凄いイカもの食いの店なのでしょう。ド迫力です。
両国橋を渡って見つけたのが
こっちも興味津々。ナニが出るのか、カトマンドゥ風カレーとか?
(シンガポールで出たアレは言わば鍋焼きカレー)
1つ向うの通りでしたが、なにか橋のたもとにある?と思って行ったら、
船宿でした。
橋の名前が柳橋、、、芸者さんで有名な界隈!?となんだかワクワクしてしまいます。
よく見ると川に沿って転々と同業の小屋が設えてあります。
マイミクの檸檬児サマのブログではよく広島の光景にこんなのありますが、
海なし県で育った私には珍しい景色。一件のお店の中を覗いたら佃煮屋さんを兼ねていました。
浅草橋で"ちょっと"寄り道。買い出ししたのですが、あまりに凄かったのでこれは省略。
というか、シモジマで2時間以上ふらふらしていました。どこかちょっとだ?
ああ、例の如くナニも食べてないぞっと
しかし、まだこれから銀座に行かねばならないので、そのままGOです。
銀座はミレージャギャラリー、マイミクのマアクンさま、師匠の展示です。
行ったら誰も居りませんでした。。。雨だしなぁ
しかしこれだけ見て回って、帰ったのは7時近くでしたが全然暗くならんなぁ、、、と思っていたら、次の日は夏至だった!という体たらく。
すると今日からは陽が暮れるのが早くなって行くんですね。。。
って書くと、もう夏が終わっちゃう様な気がしてしまいます。まだ二科の搬入さえ済んでないのに。
早く猫粘土『2の重』を仕上げよう。と思ったら、、、
鈴の大きさが合わなんだ。
そして、途中経過の写真も見つからなんだ。。。何処行った!? orz
江戸東京博物館 ファインバーグコレクション展に行きました。いそいそと。
う〜〜〜ん、忙しいのに、いい展示が目白押しなんですよ。忙しくても金がなくても行くよ、この手の展示にホント弱いな私 フッ(笑いこっちゃないって)
いや、凄く良かったです。雨降ってる中、行った甲斐があります。
展示作品中、ちょっとしたサプライズ?がありまして、 伊藤若冲の『菊図』掛け軸3幅、本来ファインバーグ氏の所有は左右の2幅なのですが、 今回の展示の為に日本で所有している個人氏が特別に出展して下さって、本来の3幅全て観られる事になったそうです。個人氏に拍手拍手です!感激しました
小さな作品ですが、若冲の技法がきちんと現れています。あの独特な葉っぱ!
可愛くてお洒落でモダンです。それでいて風格を感じます。たとえ1幅でも持っているなんて羨ましい限りです(綺麗さ加減から、日頃から出しっ放しって事はなさそう。きっと秘蔵品です)
保存の関係で、もし自分の家にあったら逆に大変!というのが(つまり欲しいって事ですが) 谷文晁の『秋夜名月図』
凄く良い!!! 一群れの草がよれっと繁る向うに月がかかってる。私でも考えつきそうな構図ですが、この草の加減が絶妙で、きっちり計算されてるサクッとさで描かれてる。行き当たりばったりの“感性まかせ”では、多分こんなに絶妙に描けません。この絵の前にいると、ちょっと湿った夜風や虫の声迄聞こえて来そうです。 空気感ですよ!空気感!!
せせこましい自宅には絶対に置けない逸品です。
先週、NHKの日曜美術館再放送で確かファインバーグ氏が
「展示は本来 置いてあった状態で観るのが一番だ」てな事を仰ってました。
それで云うと、薄暗がりの中、蝋燭の明かりだけでこの絵を見るなんて、、、
想像しただけで卒倒しそうな位素敵。。。
広重が料亭の山谷・八百善を描いた絵の中に、これの額装したのが掛かってる壁が出ているとか解説がありました。当代きっての大浮世絵師もこれを凄いと思ったのでしょう。
そう思うと、200年近くも前の人と気持が通じたみたいでなんだか嬉しくなっちゃいます。
近代では竹内栖鳳の『死んだ鶴図』に吃驚。
描き方が日本画じゃありません。羽の描写がむしろイラストレーション風で、デザインっぽい。ミュシャのポスターでも見ている様な感じでした。
今回は美術館のハシゴこそしませんが、江戸博物館、同時開催 常設展ともに
魅力的です。
特別展だけでは勿体ないので(当然!)上の階も見学です。
上階の特別展は『発掘された日本列島 2013』
この日は小中高校生の修学旅行が来ていてなかなかの賑わいっぷり。ノート片手にせっせとメモしまくり、感想を友達に喋るのが可愛らしかったです。
(註;メモはあくまで鉛筆で。これは博物館フリークなら常識ですが、
子供達はちゃんと学習。大人に限ってまだ浸透してないのが悲しい)
石柱4本
以前にも何処かで観ましたが、、、覚えていない。ナニに使われたモノなのか!?
観る度に謎です。炬燵の足に見える←アホだ
ヒトガタ
。。。呪いでもかけるのか? 顔が描いてあるのがあって不気味チックです。
毎回面白い 江戸の町並み。
橋のたもとを撮ってみました。
アップの方では橋の中程におもらいサンがおります。
両国から秋葉原って歩いて行ける?とばかりに歩いてみました。
結構距離ないですね。 傘、壊れちゃいましたがなんのその。
両国橋を渡る前に見つけたのが”ももんじ屋”
江戸時代だったら凄いイカもの食いの店なのでしょう。ド迫力です。
両国橋を渡って見つけたのが
こっちも興味津々。ナニが出るのか、カトマンドゥ風カレーとか?
(シンガポールで出たアレは言わば鍋焼きカレー)
1つ向うの通りでしたが、なにか橋のたもとにある?と思って行ったら、
船宿でした。
橋の名前が柳橋、、、芸者さんで有名な界隈!?となんだかワクワクしてしまいます。
よく見ると川に沿って転々と同業の小屋が設えてあります。
マイミクの檸檬児サマのブログではよく広島の光景にこんなのありますが、
海なし県で育った私には珍しい景色。一件のお店の中を覗いたら佃煮屋さんを兼ねていました。
浅草橋で"ちょっと"寄り道。買い出ししたのですが、あまりに凄かったのでこれは省略。
というか、シモジマで2時間以上ふらふらしていました。どこかちょっとだ?
ああ、例の如くナニも食べてないぞっと
しかし、まだこれから銀座に行かねばならないので、そのままGOです。
銀座はミレージャギャラリー、マイミクのマアクンさま、師匠の展示です。
行ったら誰も居りませんでした。。。雨だしなぁ
しかしこれだけ見て回って、帰ったのは7時近くでしたが全然暗くならんなぁ、、、と思っていたら、次の日は夏至だった!という体たらく。
すると今日からは陽が暮れるのが早くなって行くんですね。。。
って書くと、もう夏が終わっちゃう様な気がしてしまいます。まだ二科の搬入さえ済んでないのに。
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by inui-nuinuido
| 2013-06-22 22:31
| 美術館・博物館 等
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